クビアカツヤカミキリの被害が拡大しています
群馬県内において、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」による樹木への被害が広がっています。
クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリとは、コウチュウ目 ハムシ上科 カミキリムシ科の昆虫で特定外来生物に指定されています。
体長が約2.5センチから4センチ、全体的に光沢のある黒色で胸部(首部)の赤色が特徴です。(写真参照)
※特定外来生物とは、環境省が指定する「生態系や農林水産業などに被害をおよぼす外来生物」で、飼育や生きたままの運搬・保管・野に放つことなどが禁止されています。
環境に与える影響
- 幼虫が木の中を食い荒らし、木を弱らせて枯らします。そのため、木の枝が落ちたり、倒木により人に被害をおよぼす恐れがあります。
- サクラやウメ、サクランボなどを枯らすことで観光や果樹生産、また景観に被害をおよぼします。
群馬県内の被害状況
- 現在群馬県では、東毛を中心に、中毛地区においても被害が確認されています。
- みなかみ町ではまだ被害は確認されていないものの、群馬県内でも被害が広がっており、今後、どこで被害が発生してもおかしくない状況にあり注意が必要です。
情報提供についてのお願い
- クビアカツヤカミキリの被害拡大を防ぐには早期発見、早期駆除が重要です。クビアカツヤカミキリの発生、被害が疑われる状況を確認した場合は、すみやかにみなかみ町役場生活水道課環境政策室へ連絡してください。
- クビアカツヤカミキリについて詳しくは「クビアカツヤカミキリ対策の手引き」 をご覧ください。