クビアカツヤカミキリの発見・防除へのご協力をお願いします。
群馬県内において、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」による樹木への被害が広がっており、令和6年8月に北毛地区でも確認されました。
クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリとは、コウチュウ目 ハムシ上科 カミキリムシ科の昆虫で特定外来生物に指定されています。
体長が約2.5センチから4センチ、全体的に光沢のある黒色で胸部(首部)の赤色が特徴です。(写真参照)
クビアカツヤカミキリの写真(群馬県自然環境課より)
※特定外来生物とは、環境省が指定する「生態系や農林水産業などに被害をおよぼす外来生物」で、飼育や生きたままの運搬・保管・野に放つことなどが禁止されています。
被害の拡大を防ぐために、成虫を見つけた場合には足で踏みつぶすなどの対応をお願いいたします。
環境に与える影響
- 幼虫が木の中を食い荒らし、木を弱らせて枯らします。そのため、木の枝が落ちたり、倒木により人に被害をおよぼす恐れがあります。
- サクラやウメ、サクランボなどを枯らすことで観光や果樹生産、また景観に被害をおよぼします。
群馬県内の被害状況
- 現在群馬県では、東毛を中心に、中毛や北毛地区においても被害が確認されています。
- みなかみ町ではまだ被害は確認されていないものの、群馬県内で被害が広がっており、今後、どこで被害が発生してもおかしくない状況にあり注意が必要です。
情報提供についてのお願い
- 群馬県の運用する「ぐんまクビアカネット」に情報提供のご協力をお願いします。
- 被害拡大を防ぐには早期発見、早期駆除が重要です。クビアカツヤカミキリの発生、被害が疑われる状況を確認した場合は、すみやかにみなかみ町役場環境課へ連絡してください。
- クビアカツヤカミキリについて詳しくは「群馬県HP特定外来生物クビアカツヤカミキリに注意してください」 をご覧ください。